新技術C-HASとは・・・
素材の健康影響力を検証する新しいカタチ
~実験動物 Cエレガンス(線虫)を用いた健康寿命解析~
1. C-HAS誕生の背景
欧米を中心に近年動物実験反対運動が広がっている中、その代替法として多くの方法論が確立されています。
当社が開発したC-HASも「マウスなど、愛玩動物実験をできるだけ減らすために新たな評価系を構築できないか?」という思いがきっかけとなり様々な試行錯誤のうえ、生まれました。
2. なぜ、Cエレガンス(線虫)なのか
数ある動物実験代替法の中でもCエレガンスが、マウスの代替となる理由は次の3点があげられます。
- 神経・消化管・筋肉などの臓器を有する多細胞生物(線形動物)で、特に、個体レベルの寿命研究において長年汎用されてきた実験動物であること。
- マウス実験の全てを代替できるわけではないが、個体レベルでの評価が可能で、擬人化モデルや病態モデルを活用し、老化・病態に伴う表現型を指標とすれば、一部試験の代替が可能となりうること。
- FDA等の規制当局は、動物実験代替法ワーキンググループを発足させ、新たな方法論(new approach methodologies)としてCエレガンス (線虫) を用いた安全性評価法の開発を積極的に推進していること。
※出典:Avila et al, Regulatory Toxicology and Pharmacology, 114: 104662, 2020
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マウス |
Cエレガンス (線虫) |
メリット |
| 遺伝子数 |
約20,200個
(ヒト約22,000個) |
約20,000個 |
類似の経路を有する |
| 病態評価等 |
可能 |
可能 |
擬人化・病態モデル |
| メカニズム解明 |
可能 |
可能 |
遺伝子改変が可能 |
| 老化・フレイル評価 |
可能 |
可能 |
寿命経過、筋力低下 |
| 寿命期間 |
3年 (比較的長い) |
20日 (短い) |
評価期間 ◎ |
| 費用 |
高価 |
安価 |
コスパ ◎ |
| 行動評価スループット性 |
比較的低い |
比較的高い |
行動を指標とした表現型解析 |
3. 既存技術とはどう違うの?
上記のように、マウスの代替となりうる可能性を秘めた線虫(Cエレガンス)ですが、既存の評価法では以下のような課題がありました。
- Cエレガンスを室温下で観察することによる各種刺激による侵襲性
- 毎日の測定に実験時間を多く要する
- 実験者の手技により異なる結果が得られやすく、客観性に乏しい
- Cエレガンスの行動観察法は煩雑で、スループット性に乏しく、多検体を 同時測定するのには不向き
C-HASは、新指標 HaSTMにより、安全な健康素材を見つけ出すことが可能となり、既存の評価方法が抱えていた課題を解決したCエレガンス行動解析プラットフォームを確立しました。
- 新指標 HaSTMにより、安全な健康素材を見つけ出すことが可能
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- 実験の概要
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- 取得データ例
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- 既存技術との比較
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4. C-HASのこれまで、これから
- C-HASを活用したものづくり・探索も視野に
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- LIFESPAN3.0の実現を目指します!健康寿命延伸社会の実現
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C-HASを活用した共同研究実施のフロー